のびのびプレーで上位進出を狙う川村昌弘 WGC-HSBCチャンピオンズ(2014)(1日目) 写真・鈴木祥
WGC-HSBCチャンピオンズ(10月31日〜11月3日、中国・佘山国際GC、7266ヤード、パー72)
世界ランキング207位の川村昌弘が、世界ゴルフ選手権で堂々のプレーだ。1番でバーディスタートすると、7番も決めて2アンダー。しかし、8番でグリーン手前のクリークに入れてのダブルボギーが痛かった。しかし、のびのびとプレーを楽しんでいるかのようだった。
「ショットはすごくいい感じで打てていますが、いい方向にいきませんでした。ゴルフの調子は悪くないけど、スコアに出ていないという感じです。上がり2ホールでの連続ボギーは反省します。でも、今日のようなショットなら、もっといいスコアが出そうです!」
初出場の今大会で52位タイ発進は上々だろう。ただ、川村は満足していない。
「今日のようにショットがよければ、4アンダーくらいは出せると思います。今日は、それがかみ合わなかっただけ。こういう日は1日はありますよ」
初日のフェアウエーキープ率は、85.71パーセントでランキング1位という結果を見れば、川村の4アンダー宣言も納得する。残り3日間、20歳の若者が世界の猛者が集う上海でどんな結果を出すか!?
文・井上兼行
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